続:独学生活。

通教記録帳ときどき雑記

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20080903

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20080305

[読了]女検事ほど面白い仕事はない

女検事ほど面白い仕事はない (講談社文庫)女検事ほど面白い仕事はない (講談社文庫)
著者:田島優子
出版社: 講談社 (2002/08)
ISBN-10: 4062735172
ISBN-13: 978-4062735179
発売日: 2002/08

どうして女だてらに検事なんかになったのか、検事になる女ってやっぱり変わり者?そんな差別的な視線をものともせず、事件に敢然と立ち向かう。だって正義を貫くのに男も女も関係ないから!捜査も面白いし、毎日が楽しくて仕方がない。検事歴十三年の女性検事の仕事から、司法の仕組みが見えてくる。 (引用元:amazon.co.jp

偶然見つけたサイトでこの本が紹介されていて、さらに別のブログでも紹介されているのをみて、これはわたしに読んで欲しいんだな、と勝手に思い込み思い読んでみました。

著者の田島優子さんは、学生時代に弁護士を目指し東京大学へ進学。卒業後、1年の浪人生活を経て司法試験に合格。司法修習先の弁護士事務所がとてもアレ過ぎたため(←詳細は本で読んで下さいな)、検事になったという方です。その後、無事検事となり、結婚、妊娠、出産、子育てをしながらの検事生活13年を平易な文章で書き綴っています。

検事という独特な世界を、女性特有の切り口で簡潔に誠実に語っています。わたしは検事という職業については全く知識を持ち合わせていなかったので、興味津々に読み進め、知らない世界を垣間見る事ができ、とても勉強になりました。全体的にはとっても面白い本だと思います。

特に面白かったのは、新任検事時代のエピソード、司法試験改革(←新司改革ではありません)、外務省時代のエピソード。それぞれが唸らされる内容で、「生まれ変わったら猛勉強して検事になりたいな」とさえ思いましたもん(←単純)

けれど、この方は「外務省で国際政治や国際経済といったマクロな世界に触れたあと、スーパーの万引きや会社員の使い込みといったきわめてミクロな話ばかりの仕事に戻るのは、自分自身が矮小化されてしまうようで、耐えがたい気がした(p241引用)」という理由で、結局検事を辞めてしまわれるんですよね。

言いたい事はとてもわかるのですが、タイトルとのギャップに思わずひいてしまいました。うーん。ここが残念。そう思うキモチはわからないでもないだけに、余計タイトルが邪魔した感じです。
あと、「女性」が「男性」と対等に社会で働く難しさを根底に書かれていますが、わたし自身が「女性社会」でしか働いていないので、その辺の苦労を想像でしか感じる事が出来なかったのが残念。これはわたしの環境なので、他の方はきっと共感を覚える事が多々あるのでしょうね。

検事という仕事について知らないという方には、読んで得るものはたくさんあると思います。ちなみに、弁護士の実情もちらっと垣間見れます。(←これが結構衝撃的でした)。

20080903

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Comment

私もきづきさんの記事読んでて、
面白そうだな、今読んでる「反転」という本がすごい内容なので、毒消しにいいかな?と思っていたら、
結局、辞めちゃったのか?と。。
外務省の経験はお辞めになった本当の理由ではないでしょうね。
激務と転勤が本当の理由ではないかと感じましたけれど。
思わず、「そんで結局辞めたのかよっ」というツッコミを入れたくなるタイトルだね、確かに(苦笑)。

「自分自身が矮小化されてしまうようで、耐えがたい気がした」のとこは、なんとなく分かるかもなぁ。私は将来的にマクロ→ミクロへと仕事を移していきたいなぁと思っているのだけれども、それでも著者と同じように感じちゃう瞬間があるんじゃないかと思う気持ちも。

ちなみに、私はいわゆる男社会でしか働いた事がないのだけど、想像するに、女が女社会で働く方がもっとシビアでしんどいように思われるなぁ。まぁ、裁判官の世界なんかはまた企業とは違うのかもだけどね。
読めというお導きですな!ほんと、タイトルとギャップな感じですね。もう恋なんてしない(なんていわないよ絶対by槇原さん)的な題名なのかな??

女性の検事さんから何度か電話があったとき、すごい忙しそうな感じがしたのを覚えています。大変なんだろうなー。どんなお仕事してるんだろう。僕も読んでみたいです。
■ソムタムさん
「反転」はhyomiさんも紹介されていた本ですよね。ただいま順番待ち中なのですが、そんなに凄い内容なのですか。…なんだかドキドキです。
この本は、結局辞めたのかよっ、と思わずミムラツッコミしちょっぴり苦いキモチになりますが、それ以外は総じて面白かったですよ。検察官についてあまり知識がなければ、かなり勉強になりますし。
激務と転勤、ほんと辛いようですね。
その辺については、この方はとてもラッキーな境遇だったようです。
ぜひ、ソムタムさんも機会があったら手に取ってみて下さいな☆

■姐さん
そうそう、ほんとツッコミいれました(笑)
姐さんも将来的にはマクロ→ミクロへとうつしていく予定なのですか。加えて、男社会でしか働いた事がない、となると姐さんにはこの方のキモチがとても理解できるのでは?と思いました。
機会があったら、ぜひ手に取ってみて下さいね。
ちなみに、女社会で働く方が色んな意味で大変だとわたしは思っています。
なんたって、同性だからこそわかることが多々ありますからね。
なので、余計他人に厳しくなるのかもしれません。

■こうさん
おお。確かに「もう恋なんてしない(なんていわないよ絶対)」的なタイトルかも??(笑)
こうさんは実際検事さんと会話していたりするんですね。
というか、近い場で働いているのですもんね。
きっとこの本を読むと、よりリアルに感じるかも?
こうさんも、機会があればぜひに!です。

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