続:独学生活。

通教記録帳ときどき雑記

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20080903

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20080126

[読了]裁判長!ここは懲役4年でどうすか

裁判長!ここは懲役4年でどうすか (文春文庫)裁判長!ここは懲役4年でどうすか (文春文庫)

著者:北尾 トロ
出版社: 文藝春秋 (2006/07)
ISBN-10: 4167679965
ISBN-13: 978-4167679965
発売日: 2006/07

内容(「BOOK」データベースより)
ワイドショーも小説もぶっとぶほどリアルで面白いのがナマの裁判だ。しかもタダで誰でも傍聴できる。殺人、DV、詐欺、強姦…。突っ込みどころ満載の弁明や、外見からは想像できない性癖、傍聴席の女子高生にハッスルする裁判官。「こいつ、絶対やってるよ!」と心の中で叫びつつ足繁く通った傑作裁判傍聴記。 (引用元:amazon.co.jp

この本は、ライターの北尾トロさんが、雑誌の企画で始めた傍聴記録です。
北尾さんは法律に関しては全くの素人で、企画で聴きに行った傍聴にすっかりはまり傍聴マニアになったそう。
わたしも通教で法律を学び始めたとはいえ、まだまだ素人。しかも、裁判の傍聴なんてしたことがないので、わくわく読み始めました。
がしかし。
これは読むヒトによってはもの凄い嫌悪感を抱くものだ、と冒頭部分で感じることに。

「傍聴をする理由は、おもしろいからだ」と断言し、「レイプの詳細を聞くことが傍聴男としての悲願となっていたと言ってもいい」なんてものに、「そういう考えもあるんだね」と大人的対処が出来なければ、読むのがとても辛い。

とにかく数々の野次馬意識満載の内容に、不快感を抱きましたし不謹慎。
けれど、読み進めていくと、当然ながら知らないアレコレが書いてある。しかも、マニア根性が意表をついているもので、意外に考えさせられる内容に驚きました。

色々考えさせられた中で特に感じたのは、自分も一歩間違えれば被告、被害者になり得ること。茶化した野次馬根性で書かれた文章だからこそ、素人目線だからこそ余計にリアルに感じたんですよね。

そして、犯罪の再犯率の高さ。
この本で扱われている事件のほとんどが再犯者なのです。
以前、そこまで言って委員会で「法を学び始めた時は、死刑廃止というキモチを持っていた」「けれど、弁護士になって、そのキモチは変わった」「どうしようもない奴は…(以下自粛)」と言っていた弁護士の発言に、ますます納得しました。

事件の当事者、特に被害者や被害者関係者にとって、この上なく屈辱的な内容になっています。けれど、「裁判」というものをリアルに感じさせるものとして、今後の裁判員制度を前にしてこういうブラックな本もあって良いんじゃないかな、とも思いました。全ての人間が聖人君子じゃないですしね。

でもやっぱり、もう少し事件関係者に配慮した書き方をして欲しい、とわたしは思います。
なので、道徳心が強い方は、読まない方が賢明かも?

20080903

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Comment

おはようございます(^^)
うーん……この本は……私は読まないほうがいいかも、ですね(@Д@; アセアセ・・・元旦那が「被告」になったことのある身としては。ちなみに私は、その裁判の傍聴には行きませんでした。国選弁護人の先生も、「あ・そですか」ってなもんでした。今思えば、行けばよかったかな??とも思いますが、当時は「鬱病」がひどかったので、トラウマになったかも!!だから、やっぱり傍聴に行かなくてよかったですわ(^^)

でももっ、そうです、裁判員制度がスタートしたら……いつかは私も法廷に!?そのときのことを考えると、読んでおくべきかな、という気もしてきますわん。まぁ……もうちょっと心が強くなったら、読んでみたいと思います☆
■志をりさん
この本はヒトによってとてつもなく辛いものになっていると思うので、止めておいて正解かもしれません。
裁判のお話も、もっと真面目で真摯な本がたくさんありますしね。
また色々読んで、違う本をお薦めします!
けれど、傍聴はやっぱり1度は行ってみた方が良いなと思いました。
志をりさんも、機会があればぜひ1度行ってみて下さい☆
おお、きづきさんも裁判関連の本を!初傍聴に向けて、準備着々ですね。

マニアの人って、いるんでしょうね。雑誌で裁判員の漫画を紹介していた、阿曽山大噴火という芸人さんも、霞ヶ関での傍聴が日課らしいです。話によると、被告人に「最近元気にしてる?」なんて聞く裁判官さんもいるとか(笑

裁判を身近に感じることなんて普通できないし、野次馬意識も多かれ少なかれ、誰もが持っていることですもんね。いろいろな人がいて、いろいろな見方があることを知るのも、勉強になりそうです。
↑すいません、また名無しやっちゃいましたm(_ _"m)ペコリ
私も、この本の著者の方の野次馬意識は、
正直、嫌だなあと思うけれど、
法律の勉強で実際の判例を読むときなんか、
ある意味、自分も野次馬意識が働かないと
言えばウソになるかも。
(私の了解無く始まる)裁判員制度も始まる
ことだし、一度は傍聴に行きたいな。
私が傍聴に行った時も裁判オタク的な人がいたよー。と、この本ね、私も本屋さんで手にした事があるんだけど、パラっと見て「うーむ」と唸って本を元に戻しちゃった。ちょっと...だよねぇ。

でも、きづきさんが言うように皆が聖人君子なわけじゃないし、読んで、そこから学ぶ事も必要かもねぇ。でも、やっぱりその場でこの本について語れる誰かが一緒じゃないと、消化できなくって苦しすぎるかも...。
■こうさん
そうなんです。前々からずっと気になっていたので、ようやく準備始めましたよー。
しかし、マニアのヒトっていうのはたくさんいるんですね。阿曽山大噴火さん、調べてみたらコラム書かれているのを発見しました!それにしても、「最近元気にしてる?」なんて聞くとは凄いですねええ。わたしが想像している裁判の厳粛さが遠のいていきますよ(苦笑)
わたしの了解無く始まる裁判員制度を前に、色々な視点で裁判というものを知る事は良いことだと思います。
ぜひ、機会があればこうさんも読んでみて下さい☆
p.s 名無しちゃんは気にしないで下さいなvv

■ソムタムさん
ソムタムさんもこの方を御存知でしたか。
この方の野次馬意識は凄いですよね。
読んでいてかなり酷いなあ…と思いました。
確かに野次馬意識が全くないとはいえないですが、さすがにここまでは…。
しかし、ある意味人間らしいのかもしれません。
(わたしの了解無く始まる)裁判員制度に備えて、ぜひとも1度は傍聴に行きたいですよね。
お互い、無事に行けますように!

■姐さん
姐さんは傍聴体験者さんなんですよね。
しかし、姐さんのときも裁判オタク的な方がいたのですか。
やっぱり色んなところでいはるんでしょうね。

姐さんがこの本を元に戻した気持ち、痛いほどわかりますよ!
ほんと内容が凄いですもん。
ですが、割り切って読むと学べる事も多いので、ぜひ機会があれば読んでみてくださいな。
姐さんならきっと消化できると思います。
図書館で借りるのが1番良いですよ!
わたしも図書館でお借りしたのですが、結構待たされたのですよね。
ってことは、やっぱりこういう本を欲する層が多いってことなのかしら?
それはそれで…何だか考えさせられます。

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